子供達に思う事

こんばんは。

今日はちょっと子供達に思ってる事について
書きたいと思います。
 
私は10代から35歳位までは
若い時によくありがちな夢でしょうが
「金持ちになってビッグになりたい」とか
「大会社の社長になりたい」とか
訳のわからない事を言って
毎日誤魔化して生きてたと思います。
  
37歳過ぎたあたりからようやく
「自分自身、ちゃんと考えて一生懸命生きてみようかな」と
思えるようになってきました。
  
なぜまともに考えられるようになったかと考えてみると
やっぱりそれは
家族や周りで私を支えてくれてる人達に恵まれた」という
事が大きいなと思います。
その中でも、今回の話の主役は子供達です。
 
長男が生まれた時、私はまだ20歳のお兄ちゃんで
こう言ったら怒られるでしょうが
本当に不安の気持ちで一杯でした。
(最近では育メンなどの社会的な流れで
 「子供ができたばかりのお父さん達の中で
    不安を感じる人もいる」という情報も出てきて
 「自分だけではないのだ」と少しホッとしました)
 
当時はこういった父親の感情に対しての
風当たりも今以上に強かったように感じます。
周りの大人たちからは
「しっかりしないと食べさせていけないよ」であるとか
「おむつ代も掛かるんだからしっかりしないと駄目」とか
「子供が子育てしてるのかい?」とか
もともと不安な気持ちに更に上から浴びせられてしまい、
正直しんどかったです。
 
ただ、今考えてみれば、自分のしんどさの記憶以上に
そのときに自分の不安を隠そうと強がってしまったことで
家族の心をないがしろにしてしまった自分に対しての
後悔の方が今は感じられます。
 
次男は長男より14年経った時に誕生したのですが
まがりなりにも15年父親の経験があったので
長男の時と比べれば大分まぁ父親らしい状態で
出会えたのではないかと思っていました。
 
ただ、その頃、長男の方は思春期。
ここも父親としては初の体験です。
私もまだまだ今よりガチガチに硬く、長男は思春期真っ只中。
なかなか彼との距離が縮まりません。
この時にとうとう私はちゃんと今まで
本来の付き合いを彼とはしてこれなかった事に
後悔することとなります。
そこで「15年かけこじらせてしまった関係ならば
15年以上賭ける覚悟」で臨むこととしました。
 
彼はその後、高校を卒業してインフラ設備の会社に無事に就職。
友人達とお酒を飲みすぎ倒れて救急搬送された時には
病院から呼ばれ、慌てて栃木県まで迎えに行きましたが、
この時も「それまで本来の自分として彼と付き合った事がなかった私」として
ちょこっとづつでも借りを返していこうと素直に思えました。
病院には彼の友人達が到着まで付き添ってくれていて本当に感謝です)
 最近は少しずつでも彼は私の話に耳を傾けてくれるようになった
気がしています。
 
「自分の人生なんて適当に金を稼いで
    そんなにかっこ悪くないように見せて
    適当なタイミングでおしまいでいいや」などと
偉そうに思ってた時もありますが
今では「それでは親に対して失礼だな」と思えます。
 
それは、今、私が子供達に対して思う気持ちが
「金なんか自分の必要最低限でいいんだから
   とにかく楽しんで健康に過ごしてくれれば」ということしか
全く感じないからです。