<道具のこだわり>

(その1 鉄部、木部の下地調整用の道具)

鉄部、木部の下地調整の場合、ケレン作業があります。

ケレンをするための手工具・電動工具があり、

さらにその中にもいろいろな種類のアタッチメントなどが

あります。

KEN塗装の手工具の一部
↑KEN塗装の手工具の一部

←こちらは主な手工具の

 一部です。

 

耐水ペーパー、スコッチ、

マジックロン、

スクレーパー、皮スキ、

サンドボール、

ワイヤーブラシ…等です。

 

下地の傷み方により

必要なものをチョイスして

ケレンをします。

KEN塗装の電動工具の一部
↑KEN塗装の電動工具の一部

←こちらは電動工具の一部

 です。

 

グラインダー、アイロン、

オービダル、

ランダムアクション…

等です。

 

これらのものを

下地の状態に合わせて

ケレンするために

チョイスしています。

グラインダーの刃
↑グラインダーの刃

←グラインダーの刃も

 いろいろな種類を

 揃えております。

このように、KEN塗装では材料だけでなく工具も

"現場の状況に応じてどれを使うか"を検討して作業しております。

 

普段からざっくりとですが「この現場はこういう感じでやろう」ということは

頭の中に入れておりますが、実際に現場で作業をしてみたときに

ようやく気付くような「思っていたよりも剥がすのが意外と大変だな」と

いったことや「この辺りは日中はこういう雰囲気なのか(人通りや車両の往来の

状況でしたり、近隣の在宅の状況であったりなど)」といったことも感じ取り、

「もっとベストなやり方があるな」と思ったり、

「この道具では音が大きすぎて近隣の方にも迷惑になるかもしれないから

 違う方法にしようかな…」などということがあります。

 

こういった「その現場毎により良いやり方をその場ですぐに変更・決定できる

ようにしておくことはとても大事なこと」と心がけております。

 


(その2 外壁の高圧洗浄用の道具)

外壁の高圧洗浄では、洗浄機と水だけで行う場合や、

バイオ洗浄剤を使用して汚れを浮かせ根こそぎ落とす洗浄方法や、

チョーキング(風化)した粉をスコッチで擦りながら洗浄する場合など

あります。

その時の建物の状態と予算の合うものを選んで行います。

サーフェスクリーナー
↑サーフェスクリーナー

←こちらは"サーフェスクリーナー"

 というものです。

 

ステンレスのカバーがついており

高圧水の飛散を抑えてくれます。

往来の洗浄ガンと比較すると

90%以上飛散は少なくできますが

カバーの範囲内で洗っていくため

時間と費用は多くかかります。

カバー内の水圧は150キロ圧で屋根、壁との

距離が3cm程になり(ピストルガンは50~60cm)

丁寧にガッチリ洗うことができます。

下地塗膜が弱過ぎて剥がれが多くなり過ぎてしまう

場合は使用いたしません。


(その3 塗装機)

塗装機を紹介します。塗るものや場所により、使う道具を替えます。

 

機械にありがちなことですが、何も考えずに長い時間使いすぎてしまうと

不具合が出てくるなど、最悪、現場環境を悪化させてしまう結果になるときも

あるため、ここは使う側の職人がしっかりと機械と現場環境を考慮しながら

進めていかないといけません。途中で作業方法を切り替えて使用するなど

機械を休めてあげる時間が必要なときもあります。

"作業者の身体の負担が減る"というメリットだけで、だいぶ違いがあります。

塗装機1
↑塗装機1

 

←こちらは塗装機です。

塗装機2
↑塗装機2

←こちらも塗装機です。

ポールガン
↑ポールガン

←こちらは塗装機に付ける

 ポールガンです。

 天井など、主に高いところを

 吹き付けるものです。

 

脚立ですと必要になってくる

"登り下りの動作"がなくなるので、

吹き付け作業の生産性があがり

便利ですが、作業時間によっては

機械を酷使してしまう場合が

あります。

うまく使いこなしさえできれば

  とても便利な道具です。


↓YouTube動画にて、KEN塗装の道具紹介もしております。


このように、塗料だけでなく道具に関しても経験と知識が必要です。

これからも新しいものに常にアンテナを張り、

実際にテスト施工ををするなどどんどん挑戦し、

「これは良い」と思ったものを現場で使っていけるように揃えていきます。