経営をするという事

こんばんは。

今日は、自営業を営む・自分の店を持つという事について
書こうと思います。
 
私は独特な性格のため、なかなか自分に合った会社がなく
「最終的に自分に合う会社がないなら自分で作るしかないな」と
独立をしました。
独立当時24歳の私に経営者としての心構えはなく
ただ頂いた仕事をこなすだけという毎日であったため、
しばらくしてから
「せっかく独立したのに
 これではどこかへ勤めていた時の毎日と
 ほぼ変わりないな」と感じておりました。
 
色々悩んだ挙句、一旦仕切り直しをしたのですが、
今度は売り上げが薄くなり、倉庫やオフィスの家賃を払うのも
重く感じてきて
「これなら従業員をやってた方が楽だったかもしれない」などと
泣き言を言っていたときに、ある人が教えてくれたことがあります。
それは
「上手くいかなくてもどかしい気持ちになるのは
 経営者にとっては最高のメインディッシュ」ということです。
 
最初は意味が分かりませんでしたが
おそらく、この「うまくいかない」という悩みを抱える時間というか
プロセスが経営者にとってはものすごく重要なのだということなのだと
思います。
なんだかわからないうちに仕事が入ってきて
なんとなく軌道にのっていたのでは
なぜそれまで上手くいっていたのかもわからず
それはそれで確かに経営者としては味気なく感じてしまいます。
 
更にその方曰く、
「それを乗り越えたものだけがデザート(報酬)にありつける」と
いうのですが
「ではあなたにとってのデザートとは?」と聞くと
「自分に付き合ってくれている方々(家族や従業員や顧客など)と
 幸せを見続ける事」と言うわけです。
「経営で得られるものはお金だけではない」ということであり
私としてはそういう生き方にとても共感ができました。
自分のそれまでの人生に対する姿勢について
とても考えさせられました。
 
繁盛することももちろん大事ですが
もっと大事なのはそれを持続し続ける事です。
自分の生き方を変える必要を感じた瞬間でした。