建設業

今、建設業は人手不足ですが
私なりに思うことがあるので
ちょっと述べさせていただきます。
 
バブルが崩壊して、20数年が経ちますが
この間に建設業を廃業する方や、
それに巻き込まれていった職人の方々が
たくさんいました。

 

日本人の若い方で「職人になりたい!」という人は減っていて、
今、現場では外国の方が多く働いてます。(目立っています)
 
何故、なり手が少ないのか、
何故、入っても長続きしないのか?
私が入った頃からのことを思いだしてみると
建設現場というのは
汚れる仕事、綺麗な所ではないのですが、
作業する場所が埃っぽいとか、
私の仕事でいえば
塗料が作業着や皮膚に付くとかは当たり前と思いますが、
それ以外の所、
例えば、休憩所、喫煙ルーム等がとても汚い場合があります。
(今の現場は週一で一斉清掃してます)
喫煙ルームですと、灰皿が少ないという理由からか
灰皿でない所にも灰を捨ててしまう方も見かけたことがあります。
詰所内は、ついついであろうとは思うのですが、
食事をとるテーブルの上にヘルメットやら
作業着が置いてあったりするときもあり、
私は気になるたちなので
ちょっと嫌だなと思ってしまうことがあります。
もう一つ、思いつくのは、
その業界で先に働いてる人が、
元気に活き活きと働いてる姿を見せてくれると良いと思うのですが
たまにですが
「若い頃は金があったけど今は働いても働いても金がないよ」であったり、
「お前みたいな奴には何言ってやってもいいんだ~」とかをいう人を
みかけます。
これは、いきなり来た人が見たら、
自分の将来が不安になり、真っ先にやめたくなる原因と思います。
(私は当時、話を聞いていて心が沈みました)
 
なので、私は上に書いたことはまずしないようにしております。
また、どのように変わったらよいかというと、
安定供給は当たり前なので、省きます。
建設現場=汚くてよいではなく、
どんな職種でもそうであると思いますが、
綺麗な環境を維持し続ける努力と
今、働いてる人たちのカッコいい生き様とかっこいい姿勢を
見せていくことが、まず必要である最高のプロモーション活動だと
思います。
 
建設現場だからといって汚いのが主流、
汚れてナンボとというのではなく、
綺麗にしておける場所は綺麗に、
仕事で自分自身が汚れるときはビシッと汚れるメリハリが
必要だと思います。
 
それと、仕事は毎日の事なので
そこのコミニュティをみんなで居心地が良いものにして、
そこに行くのをみんながちょっとでも楽しみになってくれるように
出来たらいいなと思います。
(この点に関しては私には給料と五分といっても過言ではないです)
 
人と人が協力して活力を交換しながら日々過ごせたら、
それは本当に最高なんじゃないかなと時々、考えてます。
いつか、綺麗事でも、お花畑でもないと証明したいです(笑)