ライフサイクルコストとは?

こんにちは。

KEN塗装の八木田です。
今日は塗料の話を書きます。
 
塗装屋になって25年が経ちますが
その間に様々な塗料が生まれては
様々な塗料が廃盤となりました。
 
現在の主流は、やはりシリコン樹脂!
扱いやすく実績があるんです。
それと、個人的に最近扱ってるのは弱溶剤のフッ素樹脂。
お高いけれど実績があるんです。フッ素信者もいるほどです。笑
 
それから、断熱塗料、遮熱塗料、
さらに、塗ると15年~20年ぐらい塗り替えの必要がない
言われる塗料など様々な塗料がありますが、
私個人の考えですが、15年塗り替える必要がないという
セールスには?がつきます。
 
理由は塗料がもつとしても
下地や、コーキング、防水、その他が傷んでくるからです。
フッ素を塗ったお客様のお話ですが
7年過ぎても艶引けがゆっくりだったからということで
その方は10年後にまたフッ素で塗り替えを行いました。
 
15年前、私が27歳の頃ですと、
確か遮熱塗料が売れ始めた位の時期だったと思うのですが、
それまでの塗料に付加価値をつけたものが
出はじめた頃だったように記憶してます。
また、溶剤塗料を環境アセスメントに基づいて
水性のバージョンが作られてきた頃でもありました。 
(水性ケンエース、水性ビルデックなど)
 
その15年前は、私が12歳位ですね。
まだ塗装職人になってません。
弾性外壁塗料に、透湿機能を付加された材料や
今は当たり前のように塗られてる
下塗り材の微弾性フィラーが作られていた頃です。
今はフィラーに付加価値が付いているものもあるのです。
材料が軽くて、飛散が少なくて、粒子が細かいから
綺麗に仕上がります。
 
ここ30年の間にだいぶ変わりました。
社会情勢や、環境面も変わりました。
たぶん物の売り方も変わりました。
それらの事から考えると、
当然15年後はまた違った物が流行るのかな、
今現存の物にさらなる次世代のその時の情勢にあった付加価値が
付いたものが出るのだろうと思います。
 
建物の修繕サイクルに参考となるのは、
今建物はどういう状態か?ということで、
近隣の変化なども加味しつつ診断はマメにする事です。
できれば2~3年に一度はプロ目線の診断をしたい所です。
 
ポイント修繕ですと5年に一度位は
コーキングや鉄部、防水層の補修をして
総合修繕10年に一回と計画するのが定石なのかなと思います。
 
住宅塗装、マンションアパート塗装、内装塗装でしたら
KEN塗装に是非ご相談下さい。
それではまた。