住宅、建物高圧洗浄

 

こんにちは。KEN塗装の八木田謙二です。

 

今日は、高圧洗浄について書いていきます。

建物も長年時間が経ちますと埃が溜まったり、
藻が生えたりと汚れてきます。
建物表面を覆っている塗膜も風化して粉っぽくなり
手で触ると粉が手の平や指についてきます。
塗り替えをするときに、このまま塗ると接着が悪くなりますので
高圧洗浄機を使用して洗う必要があります。
 
写真はブラシカバー、サーフェスクリーナーと言われる洗浄ガンです。
見ている方の気分的にも、建物も洗ってさっぱりさせてあげた方が
いいですよね。
 
一般的にはエンジン式の洗浄機で、住宅なら150キロ圧のもので洗います。
KEN塗装では最近、「飛散を極力無くした方が良い」という現場の場合、
この"サーフェスクリーナー"というガン機を使っています。
ステンレスの丸いカバーになっており、カバーの中でブラシが回転して
建物の壁や天井を洗います。
ピタッと壁につけることで水が飛び散らず、下に流れ落ちるだけになります。
角など丸いカバーが入らないところは少し浮かせて洗いますので、
ここの部分は少々飛散しますが、通常と比べて95%位は"飛び散る"という
ことがなくなります。
 
また、壁に丸いカバーを当てないと洗えないので、通常の洗浄よりも
時間はかかりますが、平均に150キロ圧で洗えるうえ、飛散が少なくなる
というメリットがあります。
 
もう一点、「高圧洗浄のときに、サッシのガラスも洗浄機で洗うべきか?」と
いう質問がくることがあります。
KEN塗装では、サッシのガラスに関しては150キロ圧の高圧洗浄機では
洗わず、表面の埃を取りガラスクリーナーで拭き、乾拭きで仕上げます。
(泥跳ねなどがある場合はもちろん流します)
サッシにはあえて高圧洗浄を使わなくとも、クリーナーで拭けば十分綺麗に
なります。
ガラス面に圧力をかけて大量の水で洗う必要性を感じませんし、
一度、サッシ側の不具合により、室内に水が入ってしまうといった
ハプニングもあったので、
KEN塗装では高圧洗浄機で洗うことはなくなりました。
 
ガラスを綺麗にしたい場合は、ガラスの磨き剤とオービダルサンダー、
専用研磨シートを使い、水で濡らしながら磨いた方が鱗模様もとれて
とても綺麗になります。
サッシ敷居に関しては、埃を払い、必要があればスチームクリーナーと
洗剤を併用し、お掃除をした方が周囲も汚さず綺麗に出来ます。
 
KEN塗装では塗装だけでなく、このような建物クリーニングの施工も
しておりますので、お気軽にご相談ください。