値段

おはようございます。

あいにくの雨ですが、皆様いい朝をお迎えでしょうか?

今日は"価格"について私なりに感じていることを綴ります。
 
価格の「高い・安い」という基準とは
人それぞれの尺度と思います。
相場としては、
例えば、インスタント麺は80円位でしょうか?
某牛丼店の並盛りは380円。
某ラーメン店の坦々麺は600円ぐらい。
 
私の場合ですと、
味・接客など細かいこだわりを抜きにしたような場合に
(フラフラ~と立ち寄ったような居酒屋さんなど)
お酒やつまみを頼んだときに
1人当たり2,300円以内だったりすると
「ずいぶん安かったな」と感じてしまいます。
 
私の携わる工事関係のお値段(特に改修工事)で考えた場合の
価格(値段が高い・安い)の判断では、
自分がまだ青年だった頃と今では
おそらく一番大きく考え方・見え方が変わった部分だと
私自身、感じております。
やはり実際にお店や会社を運営している人にしか
わからない部分というのは本当にたくさんあります。
 
そもそも、建物の改修工事というのは
"傷んだ箇所を交換したり、補修したり"します。
それらの"建物に必要な事"をするには
本来、その担当者に知識と技術力が備わっていないと
適した工事というのはできません。
これが出来ている上での"100万円"と
出来ていなくての"100万円"では中身が全く違ってきます。
 
また、"相場が100万円"の仕事を、何らかの理由で
「契約を何が何でも欲しい」という会社が
「90万円」と提示したことで契約が決まったとします。
この場合にも、"相場が100万円"であることから
差額の10万円分をどこかで業者側が帳尻を合わせてしまう
場合もあるかもしれません。(削られてしまうなど)
 
上記の2点は、お客様側の都合(お客様が求めた結果)ではなく、
会社側の勝手な都合で判断した結果となってしまいます。
こういったことを防ぐ方法として
私がお客様側の立場とした場合で考えてみました。
 
例えば、車の調子が良くないときに修理を頼むとして
"完全に調子を良くするには30万円掛かる"のに
"現在かけられるお金が15万円しかなかった"とするならば、
車の修理屋さんに
「15万円以内でとりあえず今直した方がいいところを
 直すことは出来ますか?」と相談します。
もちろん、それほど深刻な問題がなかった場合に限りますが、
大体、これで一旦必要なところは直してもらい、
残りの部分はお金が都合できてから再度直してもらいに行きます。
(こういった解決方法をいざといったときに使うためにも
 深刻な問題は排除しておくことが不可欠ですので、
 そのためにも日頃からメンテナンスをしっかりしておくことが
 重要となります。また、大切な物を持っている以上は
 信頼できる業者を普段から下調べ・お付き合いしておくことも大事です)
 
ですから、私の場合は、いろいろな修理の際には
「提示金額が一番安いところ」ということよりも
「ちゃんと責任を持って直してくれるところ」を基本として
業者の選択をするようにしております。
結局、その"物"が調子悪くなり、最悪使えなくなったときに
一番困るのは"自分自身"だからです。
 
特に、このところ、"しっかりと責任を持って仕事をしてくれる人"、
そういった人達を色々な方面で見つけておいて
末永くお付き合いしていきたいなと思うようになりました。
 
リフォーム業者を選択をされるときにも
ぜひご参考にしてみてください。