学校教育やごを育てる

こんにちは。

KEN塗装、八木田謙二です。
 
次男の通っている学校で、毎年プール開き前に
やごを育てる実習教育があります。
昨年は2匹育てるはずが数日で命が尽きてしまい
悲しがっていた次男でした。
 
今年は1匹、初日からエサを用意して万全な状態で行いました。
このやごは性格が臆病なのか?シャイなのか?覗くと隠れてしまいます。
毎朝・帰ってきた時・寝る前と、
毎日、次男と家内は観察と餌やりをしてました。
今朝、家内が「やごがいない!殻もない。歩いてどっか行ったのかな?」と
息子と探していましたら、電気のブレーカーボックスの横に
ギンヤンマがいて予測していなかった家内は「キャー!!」と
悲鳴をあげましたが、ギンヤンマは動じずに飛ぶ準備をしているように
見えました。
扉を開けてこちらも準備を整えてちょっとだけ手伝いました。
パッタァパッタァと聞きなれない
羽を動かすのに慣れてないような音で
不器用な感じではあるが一生懸命に飛び立って行き、
次男が喜んで見送っていました。
殻は我が家のシューズラックのアングル
下から2番目で脱いだようです。
ここまでしっかり歩いてきたんだなぁと思い
部屋の中でギンヤンマの羽を合わせた音を
頭の中で思い返したら涙が出てきました。
2週間ほどでしたがうちにいたんだよなぁーと考えたら
ちょっと切なくなってしまいました。
 
しっかり飛べるまでじっと我慢をしていたやごが
私に対して「不安だらけだけど、しっかり歩いて行けるための
準備をして歩き続けてくれよ」と伝えてくれたような気がしました。
成長したやごが逞しく生きていってくれることを祈ります。