乖離部分ボンド接着

 

↑こちらは後付けのモルタルがブロックから乖離してしまっております。

直し方は色々ありますが、
今回は"剥がせるところを剥がして掃除をし、ホットガンで乾かしてから
エポキシのボンドで接着をして固める"…という方法にしました。
 
ブロックからの重圧と道路のアスファルト部分に挟まれているため
モルタルの弱い部分に影響が出ているようでしたので、
少し遊びを設けてキツキツにならないようにくっつけました。
 
ちなみに、こういう部分を剥がすとどんな状況になっているか、
ご存知でしょうか?
この中には団子虫やミミズが生活をしているんです。
露出されてしまった虫達は10分ほどすると勝手に別の場所に移動して
くれました。
虫も、自分たちの生活のため・命を守るためにしっかりと考えて
行動するんだなと改めて思いました。
 
虫の立場を人間に置き換えて考えてみると、
人間よりも遥かに大きなものに自分たちの生活を乱されるような行為
…といえばよいでしょうか?
そのようなときの生き延び方・変化への対応力、私も見習いたいです。
 
それと、ヘアクラックのフィラー作業をしている時に
団子虫に少し塗料が付いてしまい苦しそうにしていたので
水を掛けてみました。(この処置が正しいかどうかわかりませんが…)
すぐに丸まったので白いフィラーを水で落としてやり
周囲も水で濡らしておきました。
こうすれば、中身も水で溶かせるかなと考えてのことです。
その後、移動している姿は見れたので大丈夫かなとは思っております。
 
この後、ジョイント部と隙間はコーキングで塞ぎ、プライマーを塗り、
防水剤で滑らかにしてトップをかけます。
 
建物メンテナンスを検討されてる方は是非、豊島区のKEN塗装へ
お待ちしております。