こんにちは。
KEN塗装の八木田謙二です。
今日はラジカル制御形塗料について解説しようと思います。
この塗料、日本ペイントさんが2012年に発売しました。
セールスとなる部分はチョーキング（塗膜が風化して粉っぽくなる事）を
遅らせることができるということと
お値段がシリコン樹脂塗料より安くフッ素並みの耐候性を期待できるというものです。
材料の値段は確かにお安くなっています。
塗った感想はボタっとした感じではありました。
前はフッ素、シリコン、ウレタンとラインナップでしたが
最近はウレタンはかなり古いというイメージがついた感があります。
ダンフレッシュRぐらい見かけなくなりました。
そこでラジカルの参入ということで
フッ素、シリコン、ラジカルというラインナップになってきました。
さてお値段的にはラジカルを1とした場合シリコンは1.5。
フッ素は3.5ぐらいでしょうか、この場合、値段の違いは性能の違いです。
私が考えるにラジカル塗料は集合住宅、賃貸物件のニーズを
満たすために開発された塗料のような気がします。
遮熱の機能のあるシリコン塗料と比べて
お値段がお安くなっているのが理由です。
予算が取れて遮熱機能を欲している戸建て塗装では
遮熱のシリコン、フッ素に
分があるなと私は思います。
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