内部ボード面のクラックについて

お疲れ様です。

KEN塗装の八木田謙二です。
今回は「室内ボード面のクラック」についてです。
最近「クラックって何でくるの?」「クラックを止める方法はあるの?」と
尋ねられることがありましたので、私なりに解説してみようと思います。
 
ボード面のクラックは
基本的に躯体が0.3ミリほど動くとクラックが生じます。
メーコーさんの粉パテシリーズとスーパーパテで対応しているのが
この0.3ミリです。
(勿論、ジョイントの幅や深さは確保していることが条件です)
0.5ミリの対応はジョイントコンパウンド、スーパーパテです。
1ミリ対応はダンパテ、微弾性パテになります。
対応できるミリ数が高くなるほど費用は上がります。 
 
塗り替えの時には、まず、下地ボードがしっかり固定されているか
確認します。
クラックがある箇所はしっかり目地幅を設けてから
パテを打ち込んだ後均して仕上げます。
 
また、ノンクラ工法というのもございます。
こちらはガッチリ固めてジョイント部をFRP状態にして
クラックを発生させないようにします。
こちらの方法ですと、費用と時間はかかりますが
今まで現場で見てきたところ確かに止まりました。
ある現場監督は「止まらないときはいつもこれを使うんだ」と
おっしゃられていたのが印象深かったです。
 
クラックの上からそのままパテをしごいたり
クラックの上にファイバーテープを貼ってパテをしても、
塗装するときの圧力などで簡単にクラックは発生します。
目地の深さと幅と躯体の動きに耐えられる作りが必要です。
 
クラックが目に付かない綺麗な壁仕上げをしているところ
(某ホテルの宴会場、某ショールーム等)は確かにありましたが、
そういうところというのはやはりしっかり手間をかけておられます。
 
クラックでお悩みのお客様は
是非、豊島区東池袋のKEN塗装までご連絡下さい。
そのお悩み一緒に解決いたしましょう。
お待ちしております。