インターネットショップ

こんにちは。

KEN塗装の八木田謙二です。
 
最近はネットショップを利用して色々なものを購入される方が
多くなっているかと思います。
私も工具や一部の材料をネットで購入しております。
塗装機や電動工具はネットショップの方が安い場合が
多いなと感じております。
 
プロ以外の方が簡単にプロの材料が手に入りやすい時代と
なってきたため、
たまに塗料を購入して使用した感想レビューのところを
読んでいると、明らかにDIYでやっているのかな?という方が
書いていらっしゃることがあります。
そういった中で(こんな風に扱っているのか!)という
面白い発見をすることがあり、つい読み込んでしまうことが
あります。
 
最近ですと、微弾性フィラーですが
私どもの場合ですと、まず缶の天端をコの字で切って
蓋をあけてから、撹拌器で適量の水を入れて混ぜ、
必要な分を取り分ける…というような扱い方をしますが、
その商品レビューのところに
"缶を切らずに丸い穴から固いフィラーを苦労して取り出し、
 試し塗りをしたところ「固い、塗れない!」と思ってから
 水を入れて塗りやすくした"というようなことを書かれており、
読んでいてほっこりしたというか、ちょっとフレッシュな気持ちに
なってしまいました。
 
私の場合ですと、塗装の仕事で25年ほど経ちましたが、
長く塗料を仕事で扱っている人たちは
大体の"塗料のクセ"というのを把握しておりまして、
普段から触り慣れていない方たちからすれば
「それはそうだよなぁ」と感じました。
 
また、ネットショップが普及したことで
だいぶ塗装関連の様々な会社も裾野が広がってきたと
実感します
それに伴い、売れ方や売り方も各業種ごとに変化が出てきたように
思います。
 
例えば、塗装機製作メーカーの某社の場合ですと
今までは顧客=塗装専門業者でしたが、
最近ではこの塗装機をチョコレートをケーキなどに吹き付ける道具
として、塗装店だけでなくお菓子やケーキを作る会社を
新たな販路として見出し、セールスしておられます。
塗料を吹き付けることができるなら
チョコレートも当然吹き付けることができますので、
これで色々と生産性が上がるなら導入検討される会社も
確かにあると思います。
 
塗装店でも、今までと違った新たな試みが必要になって
きているなと感じる今日この頃です。