塗料の特性、使用ポイントを考える

お疲れ様です。KEN塗装の八木田謙二です。
今回は塗料の特性、特質というものを解説いたします。
塗料、弾力性のあるものや硬質性のもの
艶があるものや無いもの
水性や油性、などございますがオールマイティと
いうものは残念ながら存在していないのが事実であります。
塗るものに応じて何が合っているのかどんな機能が必要かを検討して選択する必要があります。
カビでお悩みの方にはまず、室内の結露対策、換気をよくする、さらに
カビを除去してから環境配慮型防カビ塗料を塗る。
虫でお悩みの方には虫が入ってきづらい対策を処置して
更に入ってきた場合に備えて関西ペイントさんのムシヨケクリーンという塗料を塗ったりします。
菌の増殖を懸念する場合は然るべき対策を取った後に抗菌塗料を塗ったりと
カビ対策塗料はカビに対しての機能を上げるべく混合して作っていますし
虫対策塗料は虫に対して、抗菌塗料は対菌に対して
その機能を振り分けています。
どれにしても対策の一つの手ということで様々な対策を何手も
積み重ねて処置してくことが望ましいですね。
外壁であればモルタルに塗る塗料と鉄に塗る塗料、屋根に塗る塗料、
天井に塗る塗料とそれぞれ機能に違いがあります。
臭気を気になさる現場でも塗料選定が変わってきます。
その場所に合った必要な塗料、必要な機能を選択するのがポイントです。