窯業系サイディング、塗装ができるかどうか?

どうも!KEN塗装の八木田謙二です。
今回は窯業系サイディングの塗り替えポイントを解説いたします。

日本の戸建て住宅でもサイディングで仕上げている住宅は多いいので
きちんとした施工方法を覚えていかなければなりません。

まず第一に直張り工法か通気工法か空気層工法で施行されているかの確認。
現在でこそサイディング通気工法で施工するようになっていますが
法律での縛りがあるわけではないのでいまだに直張り、空気層工法で張っている業者さんもいます。

ここで直張り、空気層工法の建物は一度剥がして通気工法にされた方が建物にはいいです。
直張りや空気層工法はサイディング内側の湿気のダメージにより防水シート、下地コンパネまで
腐らせてしまいシロアリまで呼びこむ恐れがございます。


もう一点は通気工法であった場合は次の確認に進みます。
こちらのサイディング、よくアップで見ますとピンホールが発生してます。
新築から初めての塗り替えを考えているサイディングですがほぼ全部が
ピンホールで覆われています。
仕上げ材の調査をして原因と要因を調べなくてはいけません。

雨漏りがなく含水率をクリアできピンホールの原因が確定してOKであれば塗り替えます。
ピンホール部はケレン道具を見繕い手で地道に優しく落とします。
高圧洗浄は圧力を弱めてこちらも優しく洗います。
圧力を高めて洗いますと窯業系サイディングは軽カル板で出来ているので
サイディングボードを傷めてしまうから弱圧で洗わないといけないのです。

塗る工程数もピンホールがある場合はKEN塗装でしっかりした仕上げをする場合
4回は塗る事になります。
1回分の塗り手間とピンホールケレン下地調整、手洗い洗浄という事になるので
工事代金はちょっとあがりますがしっかりと密着してくれるようにはなりますよ。

今回もお付き合いいただき誠にありがとうございました。
次回のブログで又お会いしましょう。
それでは!