室内壁天井クラック

こんにちは。KEN塗装の八木田謙二です。
今回は室内のボード面の
塗装仕上げクラック防止対策について解説いたします。
もう何度かこのコーナーはやっているのですが
少し違った角度からもう一度やります。

まず、通常のパテ仕上げの場合は
ボードの固定とブイメジの幅と深さをきちんと
確保することが第一です。
理由はパテのかぶり厚さがないと
簡単に割れてしまうからです。

第二は目地を掃除してシーラーを入れてあげることです。
Vを切ったところは石膏でボソボソしているので
これを固めてあげないと剥がれやすいのですね。
(塗装する前にシーラーを塗るのとおんなじ理屈ですが
予算と工期が厳しい現場ではそんな事をすると赤字になるので
余りやっているのは見かけないと思います。)

第三はファイバーテープを貼る前に目地をパテで埋める事!
埋めないでファイバーを貼る場合が多いいのですが
ファイバーを先に貼るとあとのパテの乾燥時の伸縮、
テープにダメージを与えてジョイント部のパテが切れやすくなります。
(肉眼レベルの話ではありません)

第四は目地上1回目の
パテの上にシーラーを塗りシーラが乾いたところで 
ファイバーテープを貼ります。
こうする事でテープがガッチリ効くのです。
(テープをシーラーで接着させるイメージです)
そのあとに通常のパテ施工をいたしますと
だいぶひび割れに対応できるようになると思います。

ただ現実にこれを現場でやる事は予算的にも工期的にも
難しくはありますがもしひび割れで
胃を痛めている方はご参考までにと思います。

それとパテの種類はお高いですが、できれば弾性パテが望ましいです。
それが無理ならジョイントコンパウンドを、
粉パテは一番割れやすいのでご注意を!
時間とお金があるのなら『ノンクラ』というパテがおすすめです。
ジョイント部をガッチリと固めてくれます。

もしひび割れ等でお悩みでしたら
KEN塗装に一度ご連絡をいただければと思います。
たぶんお力になれると思いますので是非よろしくどうぞ。

今回も最後までお付き合い頂きありがとうございます。
次回のブログでまたお会いしましょう。
それではさようなら👋