バランス

どうも!KEN塗装の八木田謙二です。
今日はあいにくの雨ですが皆様お元気でいらっしゃいますか?
私はいつも通り元気にしてます。

今回のタイトルは「バランス」といたしましたが、何のバランスかと言うと塗料の施工管理注意と、塗装される非素材に関するバランスです。
ここのところですが塗装する非素材を仕様書通りに施工しようとすると『できない』という結論になってしまうことがございました。
メーカーの説明書を見て色々考えてみたのですがこれはメーカーの製品を売る立場に沿った条件と思うことがございまして例えばですが塗料というものは単体では缶に入っている液体でしてこのままではただの塗料というものですが
何かにこれを塗る事でその塗るものを守る役割や色が替わって綺麗になるということで一つの価値を提供できることとなります。

仕様書に「高圧洗浄で清潔にしてよく乾燥させてから塗ってください」云々とありますがそもそも素材が古くなり過ぎて劣化が進行して洗うと素材が割れてしまうといった場合本来は素材を交換したほうが勿論いいです。
そういうものに塗って塗料が力を発揮できなくても責任は持てませんということをメーカー側はいっているのですね。
でも交換する予算が無く見栄えが悪く、目のつくところにあるそのものを塗装で綺麗にして凌ぎたいといった場合はその塗るものを割れないで洗える範囲、できる下地調整の仕方をして自己責任で塗るしかありません。
メーカーが100%お願いする施工方法ではなくなるので性能は充分には発揮できなくなり、保証も一切されませんが自己責任で行う分にはOKでもいいのかなと思いました。
(悲惨な結果が目に見えている場合は勿論お勧めいたしません。)

塗料を主役にするならメーカーの規定を守れること、傷んだ素材を主役にするなら塗料の機能、性能は目を瞑り素材の見栄えが良くなることで満足するという選択もありですね。
そういったリスクについてもしっかりご説明して判断材料にしていただけるようにいたしますので建物のことでお悩みの方は是非、豊島区東池袋のKEN塗装にご相談ください。
お待ちしております。