塗り替え工事目安の価格

どうも!KEN塗装の八木田謙二です。
今回は塗装工事目安の価格ということで解説します。
工事を依頼するにあたってのベンチマークになれば幸いです。

適正価格というものがあります。
適正価格を下回りますと工事の質が下がりますのでご注意下さい。
大体ですが築20年ほどの木造建築物であれば足場組み立て解体、屋根足場、通 軽微な下地補修(ひび割れフィラーすり込み補修)、シーリング打ち替え、屋根(遮熱シリコン)、壁(ラジカル)軒樋、縦樋、水切り金物(ウレタン、シリコン)塗装で10坪辺り『50万円』屋根無しなら『40万円』と覚えておいて貰うといいかと思います。
この辺りの価格でしたら取られ過ぎでも掛からな過ぎでもなく通常必要な塗り替えメンテナンスがされるであろうと思います。

建物の形状、傷み具合、やり易さなどで2割くらいなら増減してもおかしくはない価格ではあると思いますが3割増減が変わってくるとちょっと注意が必要かも知れません。(高すぎても困りますし安過ぎてもなんちゃってメンテナンスになり困るのです。)
築年数が30年、40年となりますと下地補修費用が多くかかってきます。(年数により手を掛けなければならないところは増えてきます。)

それとサイディングとモルタルの場合でもシーリング打ち替えのあるサイディングの工事費用はモルタルの塗り替えと比べてシーリング費用は多くかかります。(シーリングを直さないとジョイント、サッシから水がジャージャー入り状態によっては雨漏りいたします!)もう一つ鉄筋コンクリート造りの建物も下地補修、浮き注入、ひび割れ対策、爆裂補修、シーリング、と塗装をする前の工事がありますので(この下地補修は塗り替えよりも重要です!)補修費用が別途かかります。ALCの建物もジョイントシーリングがありますのでシーリング工事分がかかってきます。(ALCの建物はジョイント、サッシシーリングを施さないと壁から水が入ります!雨漏りになります!)賃貸コーポ、アパート物件も階段がついたりバルコニーの数が増えるのでその分手間ががかかります。

以上の大まかなお値段は資本金も少なくブランド力も小さい職人が直接施工するタイプのお店でのものになり
大手ハウスメーカー、建設会社の場合はこれよりも高くて当たり前ですがお付き合いで頼まれる場合とかは仕方ありません。(直接施工ではないので下請けを使う手数料、管理費用、ブランド料などが掛かってきます。)
高過ぎても困りますし安過ぎても建物に跳ね返りますのでこの辺りは注意が必要です。
適切な工事をする場合、相場より安すぎる場合は何かを省くという事が考えられます。

お車で考える分かりやすいと思うのですが例えば壊れるまでただ走ればいいという考え方と長く調子良く走りたいと考えるのではメンテナンスの仕方も大きく変わります。
車検だけ通して乗るのと整備をし続けながら不具合のでた部品を交換して乗るのでは当然車の調子が違ってきます。

その昔、車検費用を安くという触れ込みで宣伝をしている会社がありましたがよくよく考えるとおかしな例え方です。
車検には法定費用と検査費用がありますが法定費用は国に納める税金であるので安くはできません。最低限の整備で車検を受けるのですが本来直す必要であるところを直さないで安い、高いと判断できる?基準がわからないなぁーと思っていましたがただ安いという言葉と整備の大切さを伝えないであまり車の事に興味のないユーザーを集めるための手段であったのかなと今は思います。(興味があまりないとこういう結果になる場合が多いいようです。)

メンテナンスはしなければしないなりに不具合が起き車なら動かなくなるまでは使えますが、長く大切に建物を使用したい場合はこの費用の削り過ぎ、かけなさ過ぎはよくありません。(タイルが落ちたりモルタルが落ちたり屋根の部材が強風で飛んだりした場合、第三者に被害を与えてしまうこともございますので。)

適正価格できちんとしたメンテナンスをお望みなら是非、豊島区東池袋のKEN塗装まで。
無理せずきちんと3回塗ります。もちろん価格以上のサービスもいたします!
笑顔でお待ちしております。