マスク品薄バブル〜崩壊までを考える

どうも!KEN塗装の八木田謙二です。
今回はマスクが買えない!マスクが欲しいバブル~崩壊ということが巷で騒ぎになっているのでこういうときに使われる『バブル』とは何かを簡単に説明できる機会と考えこの話題を選びました。
バブルとは何なのか?よく知らないという方に向けて綴っていますのでひとつよろしくお願い申し上げます。

新型コロナウイルスの影響でマスクが手に入らなくなりました。
原因は製造元の中国さんの輸入が一時ストップしたこと、中国国内にマスクを行き渡らせることを優先にするということで需要と供給のバランスが崩れたことにより手に入りづらくなくなる、慌てて買おうという人がマスクに集中するという構図になりました。

日本国内では病院などでも手に入らない、ネットで高値で仕方ないから買ったという方もいたようです。
こういう時に蔓延るのが転売屋という人達です。
転売屋さんがあの手この手で売る、そうこうしているうちにマスクが今売れる、品質が落ちてもマスクの形をしていれば売って儲けが出ると一生懸命動く人達がいます。
出来たマスクを色々な方法で販売して利鞘を稼ぎますが供給が落ち着きますと物珍しくもなくなったマスクを誰も高値で買わなくなります。

今度はダンピング(値下げ)をして処分し始めます。
こういうものを在庫で持っていても管理費用、挙句処分費用で損をするので必死に売り切ろうとします。
マスクを今まで売っていなかった店にも販売手数料を渡すからお願いしますと頼み店頭販売に協力してもらうようになったりします。(ここら辺は時間的な問題で契約の仕方が何パターンかに分かれます)

ここまで行くとマスクバブル完全崩壊です。
流石にちゃんとしたマスク、規格を通ったマスクとはどういうものか?ということがニュースなどで放送されて、それらを見た消費者は流通されてくるのを待とうという人が増えてきますしマスク購入熱もとっくに覚めてしまっています。

KEN塗装は現場で働いているのでマスクは本格的なもの簡易的なマスクと在庫が間に合いましたが簡易的なものですと普段通常100枚で1.180円税別でしたからバブルになると恐ろしいものだなと正直驚いて見ておりました。

トイレットペーパーのときも買い占めがございましたが一番恐ろしいのは人間の欲というか魔が刺してしまったときの自制が効かなくなってしまう行いなのかなと考えると残念であると思いました。

常に落ち着いて自分だけが良ければいいという考えをしない大人でありたいと思います。
今回のマスクバブル経済は3ヶ月ちょっとで終わりますがバブルとはこういうものと言う分かり易い見本かと思いブログに綴りました。
あの時マスク転売を率先してやっていたのは私です!という人をあまり見掛けないのですがこの行い自体が人様に誇れないということを知っているからかもと思います。
それではまた!