錆の発生した鉄部、極力錆びさせない方法

どうも!KEN塗装の八木田謙二です。
今回は錆びた鉄部、極力錆びさせないために
どうするか?ということを解説いたします。

まず、錆を落として磨きと掃除を繰り返します。
目安は錆びた鉄が生鉄になるまで磨くのです。
磨いたらすぐ鉄に薄膜を張り
空気に触れさせなくする塗料を塗ります。 

これでガッチガッチになりますので乾燥したら
エポキシの錆止めを35ミクロンほど塗ります。
乾燥後上塗り塗料を30ミクロンほど2回塗ります。

これだけでだいぶ錆びさせなくすることができます。
(必要があれば厚ずけプライマーを塗るのもOKです。)
生鉄になればいいと思っても肉眼で見える生鉄になったでは駄目なのです。
肉眼のその先を考えてやらないといけません。

顕微鏡で見て生鉄がガタガタしているところが見えたとします。
凹凸があるということなので
塗料が凹凸についてしまうので厚いところ、薄いところがでて
塗料が薄くついたところは早期に錆びが出ることになります。
(薄くついてしまうのです)

磨き方に手間、技術、経験が必要になるのですね。
錆びさせづらくするという事はそれだけ大変という事です。
(実際現場でやると埃や鉄の削りカスで身体中かゆくなります涙)
費用対効果の面であまり選択されませんが
錆を気にされる方の参考になれば幸いです。

当店の場合、鉄骨階段であれば大体一階から二階までのワンフロア辺り
(上げ裏部、柱、梁、手摺り、床、蹴込み、ササラとあるもの)
養生、ケレン、錆安定剤塗布、エポキシ2液錆止め塗布、2液シリコン2回塗り仕上げで
100.000円程で請け負っています。
よろしければお問い合わせください。

それではまた!