コンプレッサーメンテナンス

どうも!KEN塗装の八木田謙二です。
今回、コンプレッサーの点検、メンテナンスをしました。

キャブレターが外から見てもびっちし汚れているのが確認できます。
更にエアクリーナーも汚れていて
マフラー、その他ボディーも錆びている箇所があるので
こちらは一部塗装することにしました。
こちらは全部塗装します。
ケレンをし脱脂をして2液ウレタンで似た感じの色を作ります。
仕事用コンプレッサーなのでこだわりのメタリックにはしません(笑)


タイヤについてる白いのは
アクリル吹き付けタイルです。
これも汚いので落とします。
キャブレター掃除完了。
底が錆びているので近々交換しないと駄目です。(涙)
エアクリーナー掃除、フィルター交換完了。
マフラーカバー塗装完了。
耐熱二回塗り仕上げです。
少しずつですが綺麗になってきています。
まめにメンテナンスをしてこなかった
報いを甘んじて受け入れます。
燃料タンクも簡単にですが塗装しました。
手を掛けると付き合いが深まり
愛着が湧きます。
このコンプレッサーの調子が良い音って
どんなんだろう?なんて考えながら
一生懸命点検しています。
別のアングルです。
この機械は元請けさんが仕事を縮小するときに
下請けをしていたKEN塗装に「あげるよ!」と
くれたもので10年ちょっとうちにありますが
なかなか整備する事ができませんでした。
今回、役一日かけて点検をしています。
しっかりと汚れ、固着、部品の摩耗、劣化と
進んでおりました。
それはそうですよね。
タンク周りには防水材がついてました。
元請けさんは防水と下地補修がメインの会社でしたから
何かの拍子に職人さんがつけてしまったのでしょう。
コンプレッサーのような機械もまめに点検をしてあげないと
機械が駄目になってしまいます。
一つ一つの部品に意味があるのでそれらの部品が
機能しなくなったものは交換しないと機械が
「勘弁してくれ〜!」という思いをすることになります。
今回点検して分かったことはキャブレターとガスケットと
プラグは新しいものにした方が
いいという事がわかりました。
それとプーリーが錆びてきているのでこちらもベルトと一緒に
交換してあげた方がいいであろうということです。

これらの部品を交換してあげれば
エンジンは調子良く動きます。
いけないのは『動く』からと具合が
悪くなっている箇所があるのを知っているのに
修理屋さんに頼むと高い、けれど自分で修理するのは恐いと
放置して使い続けた結果、壊してしまうということですので
長くその物を使いたいなら
メンテナンス意識を高めて機械、道具と付き合う事が重要になります。

因みにこういう物の修理をしてくれる業者の探し方は
買った店、メーカーに聞くとお近くの業者を教えてくれる場合があります。
又、農機具修理店などで調べると見つかるかと思います。

今日もお付き合いいただきありがとうございました。
それではまた!