メンテナンスをする意味は?

どうも!KEN塗装の八木田謙二です。
質問メールでよく「メンテナンスをしないとどうなるの?」
というような内容なものが結構多いいので一つ例え話とセットにして
解説いたします。

建物でも車でも自転車でもその物を購入して使用し始めますと
経年により傷む部分が当然出てきます。
ゴム類などは紫外線、温度差による乾燥収縮を繰り返しますと
ゴムがカチカチに固まり役割を果たせなくなります。
建物の隙間に充填するシーリングもゴムと同じ性質のものですので
硬くなったら交換しなければならないわけです。

さて例えば皆様も慣れ親しんでいると思われますが自転車、
新品を乗り始めた時と比べ
チェーンが「ガッチャンガッチャン」と廻りづらくなったとか
ブレーキをかけると「キキキキーーッ!」としょっちゅう鳴くとか
タイヤがツルツルになり滑りやすくなるとか
お尻を乗せるサドルのクッションが反発しなくなり沈みっぱなしになるとか
スチールの部分が錆びてきて汚らしく見えるようになるとかが
不具合として出てきたとします。

「1万円で買った物だから一年使って交換するよ!」という方は
それでOKと私も思います。
そうではなく「プレゼントで貰ったんだ。結構大切にしたいと思っている」とか
「一緒にいろいろ出掛けて思い出があるお気に入りの自転車なんだ」と
お考えの方でしたら手入れをして上に書いたような不具合を
一つづつ良好になるようにするかと思います。

チェーンでしたら錆や汚れを落とすクリーナーを吹き付け清掃をして
チェーンルブを吹き付ければ回転がスムーズになります。
これをそのまま放置致しますとガシャガシャとチェーンが痛めつけられている
状態になりますのでチェーン自体が駄目になっていきます。
また、正常なものと比べて漕ぐエネルギー量も多く消費しますので
登り坂などで疲れてしまいますよね。

ブレーキ鳴きの場合はまずブレーキシュー周辺の掃除をしてあげる事。
それで鳴きが止まらないのであればシューの角度を変えてあげることで
初期の鳴きは止まる場合が多いいです。
こちらもずっと放置いたしますとブレーキシュー周辺を傷め続けますので
極力そのままにせずご自分で直すか、出来なければプロに見てもらった方が
いい場合が多いいです。(それと、うるさいと思われてしまいますよね。)

スチール部分などは豆な清掃、ホコリ取りと水洗いと拭き取りで錆はだいぶ
防げますが錆びてしまってどうにかしたいといった場合は
部品を購入して交換するという方法もあります。
(廃盤の場合は適合するのを探すので大変になりますが)

そういう様に具合悪くなったところは修理や交換としていきますと
どうでしょうか?フレームがバラバラになったとか
クシャクシャに歪んだとならない限り使用できますよね。☺️

重要なポイントは何年使えるかという事よりも
使っているときにその物が健全に機能してくれるかどうかという
考え方を持ちますとメンテナンスをする意味合い、楽しさ、
自分自身の心の余裕と変化されると思います。





上の写真は私の仕事道具、車、バイク、自転車、
家にある物を点検、清掃、潤滑、撥水とさせる必要の
ある物に使用するためのものです。
ターミナルにいくとこれの4倍ぐらいの量が
色々とあります。
パーツ部分により使う物が分かれているので
結構な種類になってしまいますが
メンテナンスをしてく上では欠かせないものです。

メンテナンス意識を高めていきますと
確実に点検をして今、
現在のその物の状態を知ることができるので
安心できる、計画を立てやすくなると思います。

今回も最後までお付き合い頂きありがとうございました。
次回のブログでまたお会いしましょう。
それではさようなら👋