塗装を成功させる!塗料の鮮度編

どうも!KEN塗装の八木田謙二です。
塗装を成功させるためのポイントは
1、職人の技術、2、正しい施工管理、3、整備された道具、
4、鮮度抜群の塗料を使う事。
今回は4番『鮮度の良い塗料を使う』こちらのポイントを深堀りいたします。

塗料というものは使用期限があります。
基本的には1年で使ってくださいといわれるものが多いいです。
(2年というものもあります。)

理由はちゃんとございます。
塗料は様々なものを混ぜて作られています。
樹脂、顔料、シンナーと混ぜて溶かした塗料、
これらをスチールやプラスチックの入れ物に
入れて販売され購入し使用され余ったものを保管する場合
暑い季節に購入した塗料が寒い季節、また暑い季節と繰り返すと
塗料にとってもよくない影響を及ぼしてしまうのです。
(酸化してしまうのですね)

古くなってしまった塗料はまず
「レベリング」という機能がおちます。
通常、トローンとした感じに見えるものが
ザラザラとした感じに見えてしまう、
ローラー等の継ぎが目立ちやすくなるという影響がでます。
又、粘度が高くなった塗料をシンナーで溶かす
しばらくして粘度が高くなり溶かすと繰り返された塗料の場合
塗料の混ざるバランスが崩れてしまい
一部分に流れやすくなってしまう成分が集まったりしてしまい
汚く仕上がる場合もあります。
均一に混ざり合う事が不可能になってしまうのです。

それと、のりっけ(密着させるためののりです)が
弱くなるようです。
出来るだけその現場で使う分だけ塗料を購入して
工場直送の塗料をその季節内に使用する事が望ましいと
私は考えます。

勿体無いといつ使えるかわからない塗料は
廃棄した方が無難かもしれません…
置き場のスペースも限りがありますから、。

塗装を成功させるためのポイントの一つは
鮮度の良い塗料を使うことです。

今回も最後までお付き合い頂きありがとうございます。
次回のブログでまたお会いしましょう。
それではさようなら👋