当たり前になってしまった事に気を付けるOne

どうも!KEN塗装の八木田謙二です。
今回は私の経験した奇妙な体験を綴ります。
暗い話しになってしまうので申し訳ないのですが…

私が25歳の頃、まだ仕事が全然無く求人広告を見て
応募して仕事をいただいていた会社があったのですが
そちらの専務さんは社長の奥様でした。

独特のあまり良く無い癖があるとの噂は聞いてしまっていたのですが
忘年会のときに(この時でお会いしたのが2回目でした。)
「手相を見せてみて!」というので
素直に見せたのですが
「あらぁ嫌ァーねぇ〜アンタ狡猾なタイプなの!?」と
言ってきました。
私は一瞬聞き間違えたのかなと考えて聞き直しましたが
「だめよー狡猾は嫌われるわよ!」ともう一度確かに言葉にしたのです。
(ヒェー正気ですか?と私も思いました。)

それ以外にも「あなた、借金もあるんでしょう?」と言われたのですが
(借金はありませんでした。もしかしたら日本国債を日本人の人口数で割ったことを
言っていたのかも知れませんが真意は不明です。)
私が気になったのは周囲にいる会社の事務の人たちが
その専務さんの行いを普通のことのようにスルーされていたことでした。
会社の事務さんもこの会社で長く勤められているようなので
この不況の中揉めて自分の立場を危うくしないための
処世術というかご自分を守る術なのであろうとは思いましたが
私はこの後しばらくして気持ち悪くなり
その会社との取引は解消しました。

相手側の理論としましては
「そういう事を調整して上手く立ち回るのが大人だろ!
特にお前の立場ならな!」と
言われるかも知れませんが
そこにいて平気に仕事をこなせる自分になりたくない気持ちが強かったのです。

自分の動いている生活ベースの社会ってどのくらいの大きさで
どれくらいの人と関わりがあるのか?
恐らくそんなに大きなグラウンドではないように
私は思うのでそのような閉鎖的で小さな社会に自分を取り込ませないように
気を付けようと思うようになりました。

思考停止、感情ストップ、スルー、気付かない振りをする時に
一瞬違う顔が垣間見える気がするのですが
なんとも形容し難い顔に見えたのです。

今回も最後までお付き合い頂きありがとうございます。
次回のブログでまたお会いしましょう。
それではさようなら👋