塗れる、塗らないの判断基準その1

どうも!KEN塗装の八木田謙二です。
塗装をするときには
・この部材は塗った方が丈夫になる
・この部材は塗っても部材が寿命を迎えているので

 効果はない

などといった判断をしなければなりません。

 

一つの例として
↓このような天井の仕上げ材ですが
屋上のすぐ下などとなると天井裏も過酷な状態でして

このように仕上げ材も劣化が当然進みます。

↑仕上げ表面が風化しており

塗料を塗り付けて仕上げてならすと

この通りボロボロと剥がれてしまいます。

 

仕上げ表面を全部剥がしてもボードがもうふやけていて
極端な言い方をすると"厚みのある湿ったダンボールに塗装する"ような感じです。
こうなってしまったら
既存のボードに「お疲れ様でした。ありがとうございました」と感謝をしつつ
別の仕上げ方法を考え施工した方が良いです。

例えば、既存ボードを撤去して軽カル板を貼り

カチオンアクリルで仕上げるという手もあります。

 

こちの場合ですと、ポイントは"屋上のすぐ下の天井"ということです。
内装の仕上げ材ではこの過酷な状態で耐えさせるのは厳しいのだなと

改めて勉強させていただきました。

 

今回は"塗装できる?やめたほうがいい?その1"の解説でした。
最後までお付き合い頂きありがとうございます。
次回のブログでまたお会いしましょう。
それではさようなら👋