シールは適切な使い方をしないと逆効果!

どうも!八木田です。
外部鉄骨階段の調査に行ってきました。
しばらくメンテナンスご無沙汰のようで
錆びがたくさん発生しておりました。

 

現地での実測、現場の現状調査で3時間掛かりました。

理由は見ているうちに色々とおかしいことに気がついたからです。

 

まず壁タイル面と鉄骨階段の「ササラ」といわれる箇所に
本来なら雨水が下に流れる様に隙間が当然あります。
ここの隙間、段裏、床両方にシールが打たれているのです。
 

こうなってますと雨水が切れたシールの中に入り込み
中でグズグズの状態が長くなり、鉄骨を錆びさせる原因になります。
また、シールの上に雨水が滑り台に乗る感じになるので
局地的に集中しその雨水を受ける箇所がでてきますと

↑このような状態になってしまう場合があります。
集中して流れた雨水が格子部分を腐らせてしまいました。

ちなみに両サイドの格子が朽ちてしまっております。

 

シーリングはジョイントつなぎ部分に水を侵入させないように
使うにはなくてはなりませんが、

間違った使い方をしますと悪戯に水を悪い方へ

コントロール誘導してしまいますので
使い方には正しい知識が必要になります。
 
今回も最後までお付き合い頂きありがとうございます。
次回のブログでまたお会いしましょう。
それではさようなら👋